「2級船舶免許 大阪で取りました。」の続きです。第三話はこちら。
何気に嬉しい合格発表!の巻
自信を持って臨んだレッスン翌日の試験。
午前中の学科は1問間違っただけで難なくクリア。
続いて午後、昨日の場所へ移動しての実技。
ラッキーなことに僕とスイカさんは同じ便・船での受験でした。
あと一人の方も、聞けばシーフェローズさんの受講生だそうで。
スイカさんは人命救助を1番にやらされるも、難なくクリアしほぼノーミス。先頭バッターがうまくできると、後続の打者もリズムに乗ってきます。
ワタクシ電車は一番最後の係船作業のとき「終わりの気の緩み・酔い止め・尿意・雨」の満貫により「船首のロープをたるませずに結んじゃう」というミスをしましたが、あとは特に大きなしでかしもなく、無事やり遂げました。
別の船での受験になったジギンガー会社員さん。別れの挨拶をとも思ったのですが、尿意に負けて彼を待つこと叶わず、僕の試験が終わり次第、ダッシュで便所に。(この場を借りてお疲れ様でしたー、っと。彼ももちろん合格してされてましたねー (^^) )
勝ちを確信したその夜は近所の美味しい店で祝杯!
4日後の合格発表。これはネットで受験番号を確認できます。無事合格でした!やった!!
勝手にQ&A
学科は難しい?
僕には簡単に感じました。
船のルールって、合理的で「まあ、そうやわな。そうじゃないと危ないわな。」などと腑に落ちることがほとんどなので、苦痛は少ないです。
暗記がいる内容も一部あります。
形象物とか灯火とかなんですが、その辺は連想記憶術や語呂合わせを作ったりして楽しみながら。
ひし形は「曳航(えいこう)中」。ひし形といえば山○組。「栄光(えいこう)の山口○!」みたいな。
実技は難しい?
一人30分弱の試験です。
点検、トラブルシューティング、発船、停船、離岸、接岸、蛇行、回避、人命救助。
実技レッスンを受けてないと、厳しいんじゃないでしょうか。
「俺はもともと渡船業を営んでいたんよ」みたいな人じゃないと。
レッスンを受ければ、自信を持って試験に望むことができます。
実技レッスンはどうだった?
ここが最大の山場です。本当に1日、みっちりです。長丁場。9時-17時です。
船に酔うタイプの人は、絶対に酔い止めを飲んで臨んだほうがいいです。
実質ここに3万円弱かかっている計算になるわけですが、1日かけてしっかり船の操縦方法を教えてもらえるのです。当然の対価だと感じました。これを受けたら絶対大丈夫、という自信も付きますし。ここを乗り越えたらレイテ湾はもう目の前です。
半ずぶずぶプランで満足してる?
大満足です。これが一番楽で、充実感があるお金の使い方な気がします。噛みしめるように学科の知識を頭に放り込んで。高気圧のメカニズムとか。普通におもしろい。
実技も、先生の教え方が無駄なくて。受験者心理を本当によくわかっておられて、その上でのアドバイスを沢山もらえるので、当日は朝からなんの不安もなく。いい予感だけでした。
紐の結び方はマスターした?
学科と並行して、YouTube を見ながらやりました。7種類ぐらいかな?
多分、それぞれも結び方を30回はやったかな。もやい結び、今は軽くできます。
ただ、先生曰く、配点に占める割合はかなり小さいらしく、試験で出された結びができなかったとしても、一発アウトォ!みたいなことはないそうです。
実技落ちる?
先生曰く。安全確認なし、人命救助失敗して、蛇行失敗・壁に激突、接岸でドカン!の「4しでかし」ぐらいを一気にやってアウト、ぐらいが目安みたいな。実技レッスンを受けてたらまず出せないスコアかな思いますよ。
まとめ
というわけで、2級船舶免許取得までの道のりレポートでした。あとは春になったらマスターオススメの釣り場でお船を借りて、競艇選手デビューするだけですね!
それでは、よい釣りライフを!