釣りを初めて約10年。その間、数々の釣りアイテムを買っては飽き、買っては壊れ、買っては海に落ち。入れ代わりの激しい我が家の釣りアイテム界です。アケミ貝用の貝剥きなんて、釣り始めにアケミ貝を海に撒く代わりに、間違って海に撒かれましたからね。
最古参兵、未だ現役なり の巻
そんな激戦のなか、第一回目の釣行からいまに至るまで、未だ現役という古参兵が居ます。
クーラーとしてはとっくに退役。でも。
ホント、第一回から今まで生きてるのはこの1つだけ。奇跡的です。その名も、伸和 HOLIDAY LAND クーラーボックス 18リットルモデル。よくホームセンターのクーラーボックスコーナーで格安で売ってあるあれです。
実はこのクーラーボックス、初めて釣りに行った時に、スイカさんの上司さんから頂いた物。サビキ釣りで大量の豆アジを格納した思い出が、今も鮮やかに蘇ります。ワタクシ電車が生まれて初めて釣ったチヌが収まったのもこのクーラーボックス(遠い目)。
実は通常のクーラーボックスとしては、後任のシマノフィクセルライトに役割を譲っているのですが、数年前に、シラサエビで狙うハネ・マダイ釣り専用のクーラーボックスとして生まれ変わるべく改造を受けて、未だに現役なのであります。ハネ釣りの様子はこちら。
そう、まるで高速戦艦に生まれ変わって大活躍した金剛級戦艦のように。ヘンダーソン飛行場砲撃でっせ!
ハネを釣り上げるまでの簡単手順。
手順自体は改造と呼ぶ程の事もありません。穴を数カ所開けるだけ。市販のエビクーラーは少し小さくて、シラサエビは5杯を格納するのがやっとといったところ。
ところがこの「HOLIDAY LAND クーラーボックス(改)」はシラサエビ10杯は余裕で格納できる大型設計。シラサエビの量が釣果に直結する、堂浦でのエビ撒き釣りでは重要な役割を果たしますよ。
買い替えで捨てるぐらいなら一個作っておきましょう。
「んな簡単に釣れるわけねぇだろ!」という声が続々と聞こえてきます!!!
注意点としては、エビが休むためのエビネットは必ず用意しておいたほうがいいということです。試しにネットなしでやってみてください。エビの弱り方が全然違います。前に友人と釣行した時にバッカンに100均の適当な洗濯用ネット、という組み合わせのものを試したのですが、そちらのエビは弱るのが確実に早かったです。つべこべ言わずに用意してください。ダイワのエビネットの場合、サイズはS・M・Lありますので、お使いのクーラーと合うかどうか確認するのが吉。商品ページにサイズは載っています。
エビのブクブクは、静音設計のハピソン YH-734がおすすめです。僕のは前にナショナルが作ってた頃のやつですけど。安モンのブクブクを使って、釣りの最中ずーっと「ブィーン」っていうモーター音を聞くのは地味にダメージがありますよ。脳に。
あと、エビのブクブク用の穴は必ず蓋にあけてください。側面に開けちゃうと、そこから水が漏れちゃいます。馬鹿な僕は側面に開けてから気づいて、せっせとパテで埋めましたのでね。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ですよ。
また、シマノなどの真空パネルを使ってる高級クーラーは穴を開ける箇所が限られるので、そこもお気をつけて。
この「HOLIDAY LAND クーラーボックス(改)」、これからも最前線で戦い続けることでありましょう。
まとめ。
いかがでしたでしょうか。今日はこんな感じでおしまいです。
このクーラー改造、超簡単なので、捨てよっかなーとお考えのクーラーをお持ちでしたらぜひお試しあれ。