ワタクシ電車、釣りに行くとひどい目に遭うことがたまにあります。アイゴに刺されたり、チヌが入ったスカリが流れて行ったり。そして、この日遭った目はなかなか記憶に残るプレイでしたよと。
良い子のみんな、尻手ロープはちゃんとつけよう!の巻
2013年4月、そろそろ今年度のイカダでのかかり釣り始めるべぇということで、和歌山は由良の海釣り公園、このへんでマイルドにスタートを切ろうと。
ここは大して釣れた記憶もないのですが、予約不要+適度に空いてるという理由で、まさに無計画に、マイルドに、ふらっと釣りを始めるには持って来いな釣りイカダなのです。どーせチヌが釣れないことはわかっていましたよ。へっ。
答え合わせ
さて。冒頭の間違い探しの答え合わせをしましょうかね。
何があった
もうおわかりでしょう。このタイトルと写真で何が起きたか理解できないほどの鈍い人はそもそもチヌ釣りなんてしておられないでしょうよ。
我々が釣座を構えた目の前が、釣り堀エリアになっていて(入場料は別)、マダイとかハマチを釣ってキャッキャッと楽しそうなわけですよ。
一方、僕の方は当然のように全然アタリがない。あくびしながら釣り堀の方を眺めていた所、突風が吹いて、バッカンのフタをペローン!と巻き上げ、その反動で一緒にロッドを・・・
その瞬間の映像を発見しましたので、どうぞ。
定価 ¥75,000 一瞬
「おわっ!」と思った瞬間、すでにロッドは手の届かない水深まで・・・早いのなんのって。いや、一瞬何が起きたのか把握できなかったコンマ3秒ぐらいがあったので、あれがなければ救出できたかも・・・。「一瞬で終わるスローモーション」って感じ。矛盾してますが。
なんにせよ、ベトナムの人の月給分ぐらいするロッド+リールが一瞬にして海底のゴミと化してしまいました。おお、神よ!
↓定価 ¥45,000(税抜)
とりあえず、バッカンのフタはちゃんとくるくる巻きにして止めて・・・と。焼け石に水どころの騒ぎではない。
管理人のおいやんに事情を話して、試合継続用の竿と、なんかよくわからないツールを借りてきて、海底をあさったりしたのですが、こういうときに限って、竿を釣り上げることなどありゃしない。なんでもないときに誰かの仕掛けとか竿を釣り上げることってあるんですけどね。
まとめ
管理人のおいやんは「見つかったら置いといたるわー」なんて優しさと適当さを完璧な比率で配合した言葉を掛けてくれましたよ。見つかるわけあるかい。
チヌ?釣れるわけあるかい。
と、まあ、こんな感じで。単なるアホな電車でした。バッカンのフタはしっかり畳む、あるいはロッドには尻手ロープをしっかりつけろ。いい教訓でしたね。
前にもなんかで書きましたが「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」これですね。
尻手ロープ、年配のチヌ釣り師の方はだいたい付けておられますね。長い人生の中で僕みたいな目にあってきた人たちなのかもしれません。
で。この日の晩には楽天で同じロッド+リールをポチっておきましたよ。一応、ポイント10倍セールということで、全く無関係な三木谷さんに一矢報いておきました(笑)
おしまい。