2012年11月の釣行記です。
例年通り、相変わらずホームコート堂浦でのチヌ釣りは厳しい。いつまでたっても上達しない。なにせあそこのチヌ釣りは激流の中の僅かなアタリを捉えて釣らないといけないことが多い。あれが日本屈指の難しさだそうで。だからこそ釣れた時の感動が忘れられず何べんも通ってしまうわけですが、あまりに釣れないとふてくされてしまうこともあるわけです。
1人100枚釣れるところなら1枚ぐらいは の巻
さて。
一方、中部方面のチヌ釣りのメッカ三重はというと。連日一人100枚にせまる好釣果。どないなっとんねん。と。そりゃ山本太郎さんも大阪から引っ越すわと。
釣りは「場所7割、腕2割、道具1割。」だそうですね。外野手は「ポジショニング7割、一歩目2割、球際1割」だと思っているワタクシ電車ですが。そんなことは置いておいて。
一発、武者修行も兼ねて、遠征行って、運が良ければ憂さ晴らしにしちゃうべえということで。舞台として選ばれたのは、釣りイカダ・カセ・渡船の海香さん。チヌ釣り大会がしょっちゅう開かれている、有名スポット。いっちゃえー
海香さんまでのルートを一発表示。
せっかく読んでくださってる貴兄。一体感を感じていただきましょう。貴兄の家の郵便番号から、海香さんまでのルートを一発表示しちゃいます。気になったら見てみよう。
前日はお宿。星空がヤバイぐらいキレイ★
こちら海香さんは宿泊施設併設です。なのでなんの迷いもなく前日の宿泊+翌朝のお弁当付きプランを予約。2015年現在も、4,000円とリーズナブル!
お風呂はなんと温泉。とても気持ち良かったのですが、スイカさんの方にはドライヤーがなくて、次の日から風邪を引くという羽目に。今はどうか知りませんが、冬場行かれる方は念のため確認したほうがいいかもです。
しっかし、海沿いの宿から見上げる星空って、なんであんなに綺麗なんでしょうねぇ。北斗七星くっきりすぎ。「あ、間違ってラオウステージに来ちゃった。」と思ってしまいましたよ。うそですけど。
安定した釣果のところですから。
メッカだけのことはありました。なんと、平日(木曜日)なのに1番船からお客さん満員。
船頭さんは競艇選手ばりの腕前でボートを操り、次々とお客さんを各イカダ・カセに輸送。なんせ港に戻ってくるときはボートが斜め15度ぐらいに傾いてる感じのスピードですから。みんな、なに平日に行っとんねんというツッコミは置いておいて。
朝ごはんのお魚の干物。多分、カイズ(小チヌ)のみりん干しだと思うんですが、めっちゃうまかったです。もう一回食べたい。食べる価値有りですよ。小チヌを大量に釣り上げる常連さんがよくくれると女将さんが言ってはったので、原価ゼロで量産してはるんでしょう、きっと。商売人の鏡だぜ。
さて。さすが。安定の鳥羽・生浦湾です。朝釣り開始すぐぐらいに、ちびチヌがヒットして、「ほうら、やっぱ釣れるやんー」
二桁は余裕と思われましたが、そこまでは甘くなく。
3投目ぐらいで1枚だから、これは楽勝ペース!と思いきや、意外に苦戦して、最終スコアは電車5枚、スイカさん痛恨の0枚。アイゴがね。うるさくてですね。引きが強くて面白いのはいいんですが。スイカさんはアイゴ連発。勘弁してぇ!!!→「勘弁してぇ!」の理由
海香さんまとめ。
えー手元の資料によりますとー、海香さんはイカダを26台、カセを12隻も持っておられまして。僕らの時もそうでしたが、よっぽどのことがない限り、乗り合いはないはずです。僕らは大型屋根付きトイレ付きイカダ貸し切りで♪
とってものんびり釣りが出来ました。釣果は少し物足りなかったですが、そりゃ名人と比較しての話。和歌山中紀方面とかとは比べ物にならないぐらい、チヌが濃いですね。
大阪からは遠いのであれですが、鳥羽方面ならまた行ってみたいイカダです。
釣りが終わったら、ふたたび併設の温泉に入浴して疲れをとって(有料)、あとは新名神めがけてぶっ飛ばして帰って、さあ、次はどこいきましょうか!
おしまい。