【聖地】山本太郎さんのリモートアドバイス?で値千金の一枚【再び】

当ブログ「ツリしゅみ」でも何度か紹介させていただいた福井はおおい町・若狭本郷の金丸渡船さん。チヌかかり釣り発祥の地と言われ、またスーパーチヌ釣り師・山本太郎さんを育てた地。久しぶりに行ってきました。(その辺の話は過去の釣行記に詳しく書きましたので読んでみていただけると嬉しいです。)

釣果ページではぽつぽつ良型が上がってて、数とサイズが期待できるかなーなんて。

苦労して釣った小チヌさんはとっても嬉しかった!の巻

口内炎をおして激闘のスイカさん。弁当の味は濃い目。

口内炎をおして激闘中のスイカさん。弁当の味は濃い目。お弁当の予約は朝でOK!

ワタクシ電車、朝のウンコに時間を取られ、一番船の4:30ちょうどに到着。遅刻だ!

出発前の準備をされていた船頭さんに「すいませーん!遅なりました~!電車です~。お世話になります~」と挨拶すると、覚えてくださっていた感じの返答。

3回目にもなるとさすがに船頭さんも覚えてくれてるもんだなーと思っていたら、なんとこのブログの金丸渡船さんの記事を読んでくださってたとのこと。嬉しいような恥ずかしいような・・・

試合開始前の夜明け。この時間が一番楽しかったりもする。

夜明け。試合開始前のこの時間が一番楽しかったりもする。

1番船は満員で、エサの調達(渡船場のとなりがエサ屋さん)もありましたので、結局2番船に載せていただくことになり、船頭さんチョイスの青柳イカダに上げていただきました。

ここのところ、とにかくアジがエサ取りで、仕掛けを浮かすと挿し餌がもたないから気をつけるようにアドバイスを頂きました。もちろん釣り座と、太陽が差してくる方角のアドバイスも(^^)

あっという間の五目釣り

さすがに7月。活性が高い。淡々とダンゴを打ち返しているうちに、アジ・サバ・キス・ハゼ・ヒイラギ・フグ・金魚サイズのチャリコ。あっという間に7種類もの魚が釣れました。上層にはサヨリと、おそらくウグイと思われる魚影。

これだけ魚が居て、チヌがいないはずはなかろう。

そんな思いで戦わないとやってられません。しかし、朝マズメの時間帯を逃し、あっという間に時間が過ぎて、もうお昼。

アジの猛攻に苦戦!

アジの猛攻に苦戦!

山本太郎さんのリモートアドバイス?

お昼になったので、船頭さんがお弁当を持ってきてくれました。

船頭さん「釣れた?」

電車「いやーアジばっかりで。ちょい焦ってますわー ^^;」

船頭さん「太郎と話しとったんやけど、アジはダンゴ追っかけるけど、着底したら定位置(=底よりは上層)に戻るはずやから、とにかく挿し餌をアジに取られんように、底をキープせなあかんみたいやで!」

・・・でました!金丸さんと、太郎さんのご両親のみが許される「スーパーチヌ釣り師・山本太郎さんを呼び捨て!」

それにしても、いいようによっちゃあ、これは太郎さんの「リモートアドバイス」ですよ。僕とスイカさんは、単に大阪フィッシングショーでセイハコウ60SPの説明を聞いて、一緒に写真撮って頂いただけの、一ファンなだけなんですけどね(笑)。ありがたい、頑張ろっと!

青柳のイカダ。

激戦地、青柳のイカダ。

ケチな思考が重たい空気に風穴を!

この時は朝、エサ屋さんで挿し餌を2,300円買ったんですが・・・その内訳を何気に釣りながら暗算してたらですね。

「袋入り粒サナギ100円って書いてあったな。オキアミは400円ぐらいやろ?で、後はシラサエビ2杯。」

「(2,300-100-400)÷2=・・・900???」

「1杯、900円?高っ!!神戸の約3倍!!シラサ、高っ!!!」

ふとエビクーラーを見ると、その高価なシラサエビさん達がまだ沢山ピチピチと跳ねていらっしゃる。これは残すことなくきっちり使わねば、悔いが残る。

さらに、挿し餌を置いてるタライの中には「活きサナギミンチ激荒」がこれまた、たんまり残っている。このペースだとこっちも余らしちゃいそうだ。

ということで、アジを避けるべく挿し餌は粒サナギ主体で攻めていたのを、シラサエビ(セレブ向け)で攻めることに。さらにベースダンゴに残りの「活きサナギミンチ激荒」を全部入れて、サナギ成分かなり多めのねとねとダンゴにチェンジ。

で、常にダンゴに3匹ぐらいアンコにしながら、攻めること10数投。左に潮が行きだしたあたりで。なんか、魚の反応が変わったような気がする・・・。

エサの取り方が、アジとは違う・・・。

やっと釣れた!23センチでも超嬉しい。

やっと釣れた!23センチでも超嬉しい。

サナギミンチ多め/シラサエビ多めのダンゴにとうとう我慢できなくなったのか、小チヌさんがアジより先に食いついてきてくれました(^^) ウレシイ。ダンゴの下流に離れて待機していた感じです。

試合終了

こりゃ連チャンするサイズよなー!と思ってワクワクしながら続けたんですが、その後はまたまたアジ・ハゼの連チャンに終わってしまいました。明日は仕事もあることだし、16時あがり。結局、電車が1枚釣っただけでした。周りには絶対チヌさんが居たはずなんですけどねぇ。それにしてもここはボラがいないなぁ。

寄港して、女将さんにも挨拶。なんと女将さんも「ツリしゅみ」を読んでいて下さっていました(^^)

お土産頂いちゃいました。

お土産頂いちゃいました。ありがとうございます。

この日は全体的にチヌは渋めだったみたいです。確かに釣果ページを見ても、他のお客さんが1枚24センチを釣ってはっただけのようです。

改めて、まとめ。

金丸渡船さんは、船頭さんも女将さんも親切ですので、チヌ釣りが初めての方にもオススメ。船頭さんにアドバイスいただけますので、苦戦したら助言をいただきましょう。今回、船頭さん(with 太郎さん)のアドバイスがなかったら、僕はボーズを食らっていたはずです。助かりました。「太郎さんのファンでして。」とか言っていただければ、より親身にアドバイスいただけるかも?(笑)金丸渡船さんのサイトはこちら。

いつの間にか京都縦貫道が開通してまして、大阪からのアクセスが以前より10キロほど近くなりました。距離の問題だけじゃなくて、大阪の人なら誰もが避けたい「帰りの宝塚トンネルの大渋滞」に遭わなくて済むようになりました。京都府道路公社、ファインプレーです。

スイカさんは連敗。

スイカさんは痛恨の!

ちなみにワタクシ電車、相性がいいのか金丸渡船さん、小チヌさん主体ではありますが(笑)ボーズなしです。アジに苦戦するようでしたら、サナギミンチ多めのダンゴでチヌにやる気を出してもらうように攻めてもらうといいかもしれませんよ。ボラを呼んでエサ取りを蹴散らしてもらう展開はあんまし期待できなさそうな感じがします。

金丸渡船さんでの戦い方DVDは↓。

2016年 夫婦チヌ釣り対決スコア

電車:3枚(+1)、スイカさん:7枚(+0)

さあて。次は調子良さそうな、ホームコート・鳴門堂浦あたり行きますかー!