長崎県にある「端島」、通称「軍艦島」。今更ここで説明する必要はないと思いますので、興味ある人は別途調べて欲しいのですが・・・超簡単に箇条書きしますと。
- 元はただの無人島。
- 昭和初期。石炭が取れることがわかり、鉱夫さん達がごっそり移り住んだ。
- 昭和50年代。石炭が用済み(石油へのエネルギー転換)になると、島民全員出て行って廃墟の島に。
- ある角度から見た島の形が軍艦に似ているので軍艦島。
- 2015年世界文化遺産に登録。一気に有名に。
手っ取り早く魅力に取りつかれたい人には、世界遺産登録のずっとずっと前からある神サイト2つを見るといいです。※どっちもサウンドが鳴ります。
「軍艦島 Ver3.0」の方はFLASHなのでiOS系デバイスでは見られないかも。今回超久しぶりに見ましたが、10年以上経った今も輝きを全く失っていませんね。
さて。廃墟も軍艦も好物なワタクシ・電車のために作られたとしか思えないこの「軍艦島」、行ってきました!
上陸断念のツアー客を尻目に落とし込み釣り師!の巻
いやーそりゃびっくりしましたよ。スイカさんが手配してくれた軍艦島クルーズには条件が明記してありまして。
- 波が高い時は上陸できないけど文句を言うな。
- 上陸率は70%ぐらい。
- 上陸できない時は少し返金してやる。
きっちりと利用規約にサインをさせられるわけです。よっぽど厳しく上陸を管理されてるのかとおもいきや・・・
近づいて来る軍艦
港から出発すること約30分。
ドルフィン桟橋にアタック!
上陸、叶わず!
残念でした!僕らの便、まあ前後の便もそうだったんですが、波が1.5メートルぐらいありまして。上陸は断念の運びに。周りから眺めるだけになってしまいました。
でも、目ざとい我々は、ちゃんと見てましたよ。世界遺産軍艦島の先端に居た釣り人を。
検索すると、「軍艦島 釣り」なんてキーワードサジェストが出てくるぐらい、結構有名なんですね。船を自由自在に操ることが出来る人/そういった人と縁がある人たちが、いとも簡単に上陸して、落としこみ釣りを楽しんでいる模様。気合、入ってるねぇ。
しっかし、前提知識なしであの光景を見たら、ビビりますよ。てか、あの高さからだとタモ入れ大変だと思うんですけど。
まとめ。
特にまとめることもないのですが、軍艦島ツアーに行かれるときは、2階席(屋外)の右舷側を取るといいみたいです。スイカさんの入念な事前調査により、早めに並んで、まんまといい席をゲット出来ました。
上陸も出来ず、1階の屋内席、それも窓際じゃない席とかだったら、それこそ単に船酔いしておしまい、の地獄ツアーで終わってしまう可能性もありました。(実際船酔してダウンしている人も居ました。)もちろん、全てのお客さんが軍艦島の姿を見られるような配慮はしてくれますが、快適さに違いは出るはずです。
あと、嬉しくなってGPSとか写真とかでスマホをいじると、船酔いしやすいのでこれも注意ですね。ワタクシ電車も後半、いやーなアクビが出てきてました。あと1時間乗船してたら僕もアウトだったと思います。
当たり前ですが、軍艦島上陸ツアーでは、釣りは楽しめませんのでご注意を。上陸ツアー中に竿を出したらおそらく往復ビンタでは済まないと思います。
それでは、よい軍艦島めぐりを!