※ 谷井渡船さんは2020年5月で閉業されました。
去年に続いて、今年も鳴門・堂浦のチヌは好調のようです。猛暑の夏、チヌ釣りをするなら屋根付きの快適なイカダ(堂浦では屋形と呼びます)がいいですね。しかも釣れてるとのこと。ということで、この夏は堂浦・谷井渡船さんに7月1回、8月2回、の計3回行ってきました。さて、結果やいかに・・・
一投ごとにオモリを付け替える難所を攻略せよ!の巻
7月末日の第一戦。最初は別の屋形に上がるつもりだったんですが、船頭さんが「昨日14番で大きいのがぎょうさんでよったで」と。ラッキーな事に空いてましたので、急遽14番屋形に。
14番屋形。去年いい目を見てます。当たれば爆釣、でも日が悪いと激流という、ハイリスク・ハイリターンな(笑)屋形です。
この日は・・・潮下に陣取ったワタクシ電車が好調。なんと2投目で44センチの本命。
昼前までコツコツとあたりを拾ってチヌ5枚(最大は44センチ)。キビレ1枚。マダイ1枚。一応保険として持って行っていたシラサエビにほとんど出番はなく。やっぱり夏の堂浦は「サナギ」!でした。
潮は相変わらず強烈でしたが、この日は2枚潮・3枚潮になることが少なく、とても釣りやすかったんです。ところが潮上だったスイカさんは痛恨のボーズ。次回からは1時間おきに釣座を交代するというルールが確立されることになりました。チヌ釣りトーナメントみたいだ!!
2016年7月 夫婦チヌ釣り対決スコア
電車:9枚(今回6)。スイカさん:7枚(今回0)。電車がついに逆転。
2匹目のドジョウならぬ10枚目のチヌを狙って
いい目を見た場所ではまた釣りたいもの。一発目に勝ったパチンコ機種は好きになるのと一緒ですね。ということでお盆明けの8月中旬。またしても14番屋形を予約。
ところがこの日の潮は難易度最高。終始、3枚潮。それどころか「ミニ鳴門のうず潮」ができてたりして、3号オモリでも底を取れない時間があったり。1投ごとに潮の向きが変わったり。
14番屋形、一体どんなところにかけてあるのか?これを見てください。→ GoogleMAPの航空写真(緑と灰色の長方形がそれです。) いかにも激流になりそうなところでしょう?
そんななか・・・
潮が緩んだ一瞬の時合を逃さず、値千金の一枚。あの潮での1枚は感動モノのはず。電車はその時間帯に捉えきれず、ボーズ。
「前と同じ中潮でも、今日は大潮明けの中潮やけん、難しかったで?来週なら釣りやすいかもわからんで」と船頭さん。
「じゃ、来週また来ます」と即答。我ながらクレイジーだぜ!
2016年8月 夫婦チヌ釣り対決スコア1
電車:9枚(今回0)。スイカさん:8枚(今回1)。
仕切り直しの一戦
待ち遠しい週末、仕切り直しの一戦です。この日は長潮。どんなに釣りやすい潮なのかと思ったら・・・前回の「ミニ鳴門のうず潮」まではいきませんでしたが、3枚潮の時間帯が多い!
朝の時間帯はサナギが取られていることが多く、チヌの気配は確かに感じました。でも、潮が!風が!釣らせてくれない!この日は台風の影響があって、強風・・・。
ワタクシ電車は1.5号のオモリで意地で底を取るお馴染みの釣法で、なんとか1枚。ふぅー
この日はボラの寄りが遅かったです。あんな日もあるんですねぇ。
2016年8月 夫婦チヌ釣り対決スコア2
電車:10枚(今回1)。スイカさん:8枚(今回0)。
まとめ。
ということで、谷井渡船さん14番屋形3番勝負、こんな感じに終わりました。ヒットエサはすべて「活きサナギミンチ激荒」のサナギ。集魚も「活きサナギミンチ激荒」「粗挽きサナギ」のサナギ攻め。使うオモリは 3B、5B、0.8、1、1.5、2、3(全てゴム張り)と、まるで一端のチヌ釣り師かのようなラインナップ。でもそれぐらい種類が必要ですねぇ。
7月の1戦は前日に釣り人が入っていたこともあって、すぐにチヌっ気がありましたが、8月の2戦は、釣れた時間帯は8時代。だいたい夜明けの6時頃スタート開始だったことを思うと、釣り人が入っていない場合は寄ってくるのが2時間ぐらいかかるのかもしれません。
そう考えると、土曜日よりも日曜日の方が、前日の撒き餌が効いている可能性が高くていいのかもしれませんね。
さあ。そろそろ次は、去年完封負けした釣り場にリベンジに行こうかな!よいチヌ釣りライフを!