船で釣りをする場合、もはや必須アイテムというか、ないと話にならないPEライン。チヌのかかり釣りとは穂先や手返しルーチンとの相性が悪く、長く敬遠されていました。
ところが。
チヌのかかり釣りにもPEラインを使う時代がやって来てるみたいです。
キング兼松さん曰く「新時代」です。
新時代のチヌ釣りを体感せよ!の巻
なんのこっちゃ?の人は↓の動画をみていただくとして。
黒鯛工房から、チヌかかり釣り用PEラインと、専用チタン穂先が発売されています。
2017年ぐらいからでしょうか?実は(というほど隠されてもないが)「【キング】兼松伸行プロの3メートル隣でチヌ釣りさせてもらったよ」でたまたま一緒に釣りをさせてもらったキング兼松さん、この時にプロトタイプをテストされてたんですよねー。横でこっそりちゃんと聴いてましたよ。
で。去年末のオフシーズン。
大枚をはたいて、近所のフィッシングエイトで購入していたんです。
アホな私は何も考えずに、「PEはフロロカーボンより強度があるから、まあ、フロロでは細めの 08 ぐらいかぁ?」と0.8号を購入したのですが。
公式サイトのフロロハリスとのバランス表を見ると、ホームコート堂浦用にはちょっと太すぎたみたいです。0.6号でも良かったかもしれません。
初陣
そして待ちに待った7月。
というか、実は買ったことはすっかり忘れてゴルフばっかりしてたんですが。
新時代のかかり釣りを味わうべく、ホームコート堂浦は谷井渡船さんに行ってきました。
※ 谷井渡船さんは2020年5月で閉業されました。
なんとこれが今年の初チヌ釣り。
ちなみに、スイカさんはいつもどおりの竿+フロロカーボン。
釣れたのはいつもどおり、潮の緩んだ釣りやすい時だったんですが、たしかにミリ単位のアタリをキャッチできた、・・・気がします。
2019年 夫婦チヌ釣り対決スコア
電車:2枚(今回2)。スイカさん:0枚。※ チヌ釣行回数:1回。
第2戦
クソ暑い8月はお休みして、少しだけ涼しくなった9月。
もう一度、新時代のかかり釣りを味わうべく、谷井渡船さんに再び行ってきました。
今回は、13番。実は本命はノマセ釣りのハマチだったりして・・・
なんのことはない、新時代仕掛けの電車は、見事ボーズを喫しましたー笑
PEライン2回めの釣行となったこの日は、やたらと穂先に絡んで、かなりイライラさせられました。
2019年 夫婦チヌ釣り対決スコア
電車:2枚(今回0)。スイカさん:3枚(今回3)。※ チヌ釣行回数:2回。
激闘になってきました!(しょぼいレベルで)
第3戦
そして10月。新ベッドキットの試運転も兼ねて。
14番希望だったのですが空いてなくて13番へ。潮が緩やかな屋形なので、この日は堂浦専用山土ダンゴではなくマルキューの赤ダンゴチヌを使ってみたりして(手が汚れないので)。
最初にPE電車が30センチを仕留めてリードを奪ったものの、すかさずフロロカーボンスイカさんも1枚。1-1のドローで終わりました。
2019年 夫婦チヌ釣り対決スコア
電車:3枚(今回1)。スイカさん:4枚(今回1)。※ チヌ釣行回数:3回。
ますます激闘になってきました!!!(常にしょぼいレベルで)
勝手に一人Q&A
PEラインの新時代かかり釣りは最強?
PEラインにしたからフロロカーボンラインの人に差をつけられるわけではない、ということはワタクシ電車が、身を持って証明しましたね。
アタリの感度は?
これはいいです。やっぱラインが伸びませんからね。多分、1号とか2号とかのオモリを使った釣りとかではもっと活躍する気がします。
使い勝手は?
使い方によるでしょうが、フロロカーボンラインよりも穂先へ絡みがち。早くダンゴを落としたい人がよくやる「手での繰り上げ手返しルーチン」とは相性悪いと思います。かなり軽いので。
PEラインには専用チタン穂先じゃないとダメ?
穂先に絡みがちなので、チタンじゃない、グラスソリッドのだとおそらく速攻で巻き込んでポッキリいくでしょうね。
堂浦にあってる?
チョイスしたPEライン専用チタン穂先「ACTION 3」は「急流や深場で威力を発揮する」とあるのですが、シマノ育ち、攻調子が好きなワタクシ電車にはこれでもちょっと、穂先が柔らかすぎる気がして・・・
もっと硬めのチタン穂先が欲しいな、と。硬め好きの人は使いにくく感じるかも?
皆に薦める?
金持ちな人で、入門される方には、いいと思います。PEラインが、と言うより、チタン穂先が。なんたって、折れませんから。むしろ、初心者こそ、チタン穂先がいいかもしれませんね。
糸よれ、ええ加減にせえよ
仕掛けにエサが付いたまま、リールで巻いて回収しちゃうと簡単に糸よれが生じますね。フロロカーボンラインでも十分やっかいですが、PEラインだとやっかいさ80%アップです。
家に帰って腹たって調べてみましたところ、いい動画を見つけました。
ルアー釣りでは、ルアーが回転すると糸よれが発生。
かかり釣りでは、サナギとかオキアミとかのエサが回転して糸よれが発生。
同じ原理だと思うんで、今度やってみようと思います。
回転させる向きだけは、回転する様子をよく見てから決めないと、ですね。
今回はこんな感じです。
・・・そんなことより・・・↓↓↓
では、よりチヌ釣りライフを (^^)