がまかつ、ダイワ、シマノ。
この3大メーカーに比べると安価な商品が多いPROX。ワタクシ電車の中でも、廉価品メーカーという認識になっちゃってるんですが、このPROX、防戦一方ではありません。3大メーカーが作っていない商品を、隙間をぬって販売していたりします。このヘラ椅子もそのうちの1つ。
PROXのヘラ椅子を改造してみたよ の巻
5年ほど前にホームセンターで買った椅子がだいぶくたびれてきたのでそろそろ買い替え、というときにたまたまお店で見つけたのがこのPROXのへらイス。椅子の高さを2段階に調整できてチヌのかかり釣りによさ気、ということで購入。
ちょうどいい硬さで座り心地はいいのですが、難点がありまして。パラソルのサービスがないイカダに行く時に備えて、一緒に買ったクリップ挟みこみ式のあぐらパラソル(これもPROX)。これをつけてみると、位置が低すぎるんです。高さ不足なのですね。
窮屈な上に、チヌのアタリに合わせようものなら、必ず不幸が訪れそうなノリ。
カスタマイズだ!
まあ、あれですわ。人間、課題を与えられると解決したくなるちゅうもんです。何度か当ブログに登場していただいているI師匠の仕事場におじゃまして、相談。
「こんな感じなんすよーどうしてくれましょうかねぇ」
「まあ、こんな感じやろうなぁ。」
コストは1000円弱で、納得の仕上がり。
一瞬で解決していますが、実際は素材の材質とかを吟味してくださったうえでの、パーツ選びでしたのよ。ということで、やってみたい方のために、軽く説明します。
ホームセンターに行って、買ってくるもの。
- パイプ。直径16ミリ。1メートル弱。500円ぐらい。
- ブラケット。パイプが通る直径。2個。1個 200円ぐらい。ネジ付き。
- パイプキャップ。端を美しく仕上げる、プラスチックの蓋。2個 100円ぐらい。(↑の写真を見ていただくとパイプの先が白くなってると思います。それです。)
- PE製の紐。200円ぐらい。
あと、海といえば錆、ですので、パイプもブラケットも、一応ステンレス製にしています。
次に手順を。写真見ていただければわかると思います。百聞は一見に・・・ね。
パラソルの骨組みの部分には、PE製の紐を2本通しておきます。こうしておくことで、風による回転の防止と、突風による巻き上がりを防ぎます。
普段、パラソルとパイプはロッドケースにしまっておいて、必要なときだけ、取り出してセットします。パイプは通すだけですので3秒でセット可能。抜くのも3秒。
パイプにゴミ袋などを通して使うのも便利です。
パラソルは使いたいけれど、なかなかいいパラソル台がなくてねぇ。なんてお困りの方、試してみてはいかがでしょうかー。耐久性がどんなもんかはまだ、未知数なんですけどね・・・。壊れたらまた記事にしますね。
おしまい。よいチヌ釣りライフを!