「PIVOT 3-drive AC」購入取付!の巻
「トヨタ・ラクティスに自分でオートクルーズ取り付け パート1」からの続きです。
たまたまクラリオンさんがネットに上げてくれていたカーナビの取付説明書を発見出来たことで、ラクティスの車速信号のありかを把握することが出来ました。「けんじゃのいし」だ。
オートクルーズ本体とハーネスとブレーキハーネス
次はいよいよブツの調達です。
本体「3-drive AC」を買うのは当たり前として、ハーネスとブレーキハーネス、まあ言ってみればカッチリとケーブルを止めてくれるパーツ、とでもいいましょうか、これが必要みたいです。多分、クルマジャンキーの人は直結できるんでしょうけど、もちろんワタクシ電車にはそんな勇気はありませんので、既成品に頼りますよ。ちなみに、こちらでは全てセットで売ってくれます。
さて、ハーネスとブレーキハーネス。この2つの型番を見極めなければいけません。型番がわからないと何を買っていいかわかりませんからね。型番の見極めは、公式サイトの対応車種表のPDFが資料になります。
ええと。ラクティス。車種形式はNCP105。これは車検証見れば載ってます。だから、ハーネスは「2A」ね。ブレーキハーネスは・・・「BR-1/2」。よし、こいつらを指定して買えばオッケーなのね。
とおもいきや、「BR-1/2」なんてブレーキハーネスの型番は売っていません。ちゃんと↑のPDFにも書いてありました。
ブレーキハーネスの品番が2種類(BR-1/2など)ある場合、下図と取り付けるクルマのブレーキスイッチのコネクターを照らし合わせ、同じ形状のブレーキハーネスをご使⽤ください。 キリッ
ごぼっ。実車のを外して調べろってことかよ!めんどくせぇ!
ブレーキスイッチはブレーキの近所にありました。こんなの探すの初めて。
これで無事、「3-drive AC」をゲットできました。3点セットで16,000円ちょい。定価よりだいぶ安い。
いよいよ、本丸。
一番最初にバッテリーを外して、ショートなどの不慮の事故に遭わないようにしておきます。バッテリーの外し方なんかは前回も説明したエーモンさんのサイトで学習。
次はいよいよフロントパネルのオープンです。これは避けては通れない道です。そのエーモンさんから、とても便利なツールが販売されています。
その名も「パネルはがし」。プラ定規とかでも出来るんでしょうけど、僕はこれをお馴染みI師匠から借りてらくらくパネルはがしを体験。力いらずで「バカッ」とパネルがはがれる様子は快感です。
うちのラクティスにはカーナビが付いてましたので、車速信号は分岐する必要があります。そういった工作のために、配線用の電工ペンチセット、これは今後のためにも買っておきました。
あとはすることはシンプルです。配線の色や位置などからそれぞれの役割を識別し、ハーネス・ブレーキハーネス・本体、これらをキレイに接続。これだけです。
作業時間は、ド素人なもんで3時間ぐらいかかりましたかねぇ。I師匠の仕事場の前でやらせてもらいましたので、足りない工具なんかは「Iさ~ん。(ドラえも~ん のノリで。)○○的なものあります?」
完成!
あとは逆の手順をたどっていけば完成。なにをミスったのかわかりませんが、DVDカーナビが初期化されてしまっていたので、カーナビ起動ディスクみたいなのが必要になりました。バッテリーを外していた時間が長かったから?まあええわい。
説明書に従って、モード設定などをして、いよいよ試運転。近畿道に乗って、スイッチオン。ドキドキでしたが、うまくいきました (^_^)
まとめ。さあ、立て膝のままで淡路島を横断しよう!
このオートクルーズ、全ての釣り人の標準装備として導入されるべきだと思うぐらい気に入ってます。右足に自由を。
ではセルフ取り付けはどうでしょうか?
んークルマいじりとかに慣れてる方でしたら一瞬で出来るネタだと思いますので当然オススメ。僕ぐらいのド素人にはどうか?工賃が浮くとは言え、3時間も作業にかかっていては自身の時給も換算すると大した節約にはなりません。ただ話のネタとか「新しいことに取り組む脳トレ」という意味では、結構オススメできるかもです。
パソコンの組み立てをしたことが有る人ならそれほど苦労せず出来ると思います。マザーボード上のピンとコネクタと役割を把握するノリはよく似ています。あと、僕は配線の確実性のために配線の分岐部分をハンダづけしておきましたので、その経験がある人はさらに◎かなと。
オートバックスでも同じもの取り付けてくれますので、面倒な人はアウトソーシングしちゃってください。ただクルマを持ち込んでの型番チェックと、それを踏まえての商品自体の取り寄せが必要みたいなので、最低2回はお店に行かなくてはならず、それはそれで面倒かもしれません。これらを踏まえると、かかる時間もDIYと変わらないかも。
てな感じで、2回にわたってお届けしたオートクルーズ取り付けガイド、いかがでしたか?なにせ1年前ぐらいにやった作業を思い出しながらというのもあって、かなり適当で申し訳ないですが、雰囲気ぐらいは感じていただけましたでしょうかー。
来年、釣り場へのドライブはぜひオートクルーズをお供に。
おしまい。
さあ、右足解放戦線に加わろう!「PIVOT 3-drive AC」