※「トヨタ ラクティスで車中泊 完全ガイド パート1」からの続きです。
「車中泊キット」を用意するところから。の巻
前回、我に返ったおかげで、何を買えばいいのか、見えてきましたね。ようは、素泊まりプランなわけですよ。ということで、今回は、ラクティス素泊まりプランとして、我が家では何を用意して活用しているかをご説明していきますよー
この記事は少し古いです。2015年12月現在、ワタクシ電車のラクティスはより最高の寝心地を求めて進化しましたので、こちらの記事もご覧ください。
初めて車中泊をしたとき邪魔と気づいたのが、シートアレンジをしたときの「段差」。
うちのラクティスは「NCP105」という、リアシートを倒しても、フルフラットにはならない残念なタイプ。一応、「カウチソファモード」にできるので、身長178センチの電車でもなんとか寝ようと思えば寝ることができます。
でも、このカウチソファモード、あくまで「仮眠を取るぐらい」を想定して作られたシートアレンジなのでしょう、本気で寝るには、段差が気になります。腰が痛くなります。釣りの前にこれはいかん。
ネット上にはシートの段差を埋めるためのソリューションがたくさん見つかりますが(「すきまクッション」など)、うちが採用しているのは「エアベッド」。
ラクティスのカウチソファモードで確保できるスペース限界ギリギリのダブル。幅135cm×奥行185cm×厚さ23cm。厚さにものをいわせて段差を無視、ベッドを作っちゃう戦略です。これが意外に快適なんですねぇ。↓これです。
この状態で、40cmバッカン換算で4つが後部に格納可能です。ロッドケースは座席の下へ。
エアーポンプは車内のシガーソケットから電源を取れるタイプ。Amazonの情報では「騒音が・・」的なコメントも有りました。↓これです。
確かに10年前の掃除機ぐらいの音がします。うるさいのはうるさいですが、サービスエリアや道の駅ではさほど気になりません。大概アイドリングしてるクルマがいるので音がかき消されます。それにエアベッドを膨らますのにかかるのは3分ぐらいですし。
これに、ダイソーの車内用カーテン4枚と、フロント・リアガラス用の日除けシート、靴とかを掛けるフック。これらをIKEAの袋に入れて、名づけて「車中泊キット」。
LEDランタンは?
最近のiPhoneの人は要りません。フラッシュ用ライトついてますもんね。普通にランタン代わりに使えます。まさに充電式の高性能ランタンですよ。
「釣り前日 車中泊」の持ち物リスト
車中泊キットが手配できれば、次は季節に応じたハードウェア(?)が必要です。
掛け布団か、寝袋などの、人間の上に掛けるためのものです。これは季節による変動が大きいので、慎重に行きましょう。
9月上旬、最低気温21度の日で、「ハードウェア」は夏用の薄手掛け布団1枚だけでオッケーでした。車の窓は全窓2センチほど開けた状態。この辺は今後も逐次公開していきたいと思っています。
追記:10月初旬、最低気温18度の日では夏用の薄手掛け布団1枚と、毛布1枚でした。ただし、毛布をかけることはなく、敷布団の役割になっていました。窓は足元側の2枚のみ1センチほど開けた状態。寝間着は上下薄めの長袖。
春秋のやや寒い時期に備えて、LOGOSの寝袋も買っています。その名もミニバンぴったり寝袋。こちらは使わないときは座布団に出来るすぐれもの。とりあえず積んでおけば万一の寒いケースに対応できますので安心。
そして、普段使ってる枕を思い切って持ち出します。枕がいつもと一緒のものだとよく寝られるもんです。
次は小物。一気にリストアップしますね。これは僕のiPhoneの「メモ」アプリに入ってるものです。
- 着替え(釣り用・帰り用)
- 歯ブラシ(+女性は化粧品も。)
- 目薬
- 耳栓
- タオル2枚
- 汗ふきシート
- 制汗剤
- 大型バスタオル1枚
- (睡眠導入剤)
- (葛根湯)
- (サロンパス)
- (綿棒のたぐい)
4.の耳栓は、他車のアイドリング音対策です。5.のタオル2枚は、アイマスク代わりと窓を開けて寝る際に、喉に巻くためのもの。
8.の大型バスタオル、これは腰の間に入れたり、掛け布団の補助にしたりとユーティリティプレイヤー。ここまでがデフォルトで、カッコ内はオプション。
9.睡眠導入剤はデリケートな人に。電車はとてもデリケートなのでいります(笑)。これだけでまた記事が書けそうですよ。記事書きました。
10.の葛根湯は、血行を良くして体の凝りを和らげるためにときどき使います。11.サロンパスは主に帰りの運転前、長時間の釣りに疲れた時に貼ります。
寝るところを決める
釣り場が決まってたら、これも大体すぐ決まります。高速の出口から近い釣り場だったらサービスエリアかパーキングエリア。そうでなければ道の駅の駐車場。
サービスエリアとパーキングエリア、これは大体規模の差ですが、車中泊狙いなら、規模の小さいパーキングエリアの方がいいと思います。(寄るクルマ=人=騒音が少ないので。)
小物の説明でも書きましたが、トラックが多いSA・PAは、アイドリングの音が気になるので、耳栓を用意するといいです。道の駅は、SA・PAに比べるとトラックが少なめです。でも、ネットの情報によると地元の「ベスト・キッド」たちのたまり場になってるところがあったりするそうなので、そういった面に関する事前の調査は必要です。
また、いくら釣り場に近いからといって、平日の間に高速道路を出てしまうと、ETCの土日割引が適用外になっちゃうのでその点も注意が必要です。
はい。今日はここまでー
パート3(ラスト)に続きますよ!乞うご期待。
→「トヨタ ラクティスで車中泊 完全ガイド パート3」アップしました。
エアベッドとかじゃなくて、100%の水平で寝たいなら本格ベッドキット。ツリしゅみ管理人電車もルーミーベッドキット愛用中↓↓↓