低い視聴率が話題となった昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」。後半で登場人物が次々死んでいくのは大河ドラマの宿命とも言えますが、あれは前半戦からかなりの確率で誰か死んでいくという、なかなか先発完投型な作りでした(全話見たよ)。
それにしてもYoutubeとか全録とかオンデマンド視聴全盛のこの時代、いつまで「地上波での視聴率」みたいなどーでもいい指標を話題にするんですかねマス○ミ屋さんたちは?という悪口はさておき。
だってテレビって、動画が途中から始まりますやん?(テレビを置かない若者)
一回の表から脱線しました。えーと。でね、話の最後の方で、主人公・美和と旦那さんの楫取素彦が群馬に行くことになりました。そこで出てきたのが歴史で習った富岡製糸場。チヌ釣りにはなんの関係もない前フリ?
いやいや、そんなことはありません。絹を取るために必要なカイコの繭。中に入っているのはお馴染みの、あの、エサですよねぇ。
口いっぱいに広がる、ダンゴの味!の巻
さらに歴史の勉強は続きまして・・・
チヌ釣り師でここの製品を使ったことがないという人はいないでしょう。そう。「マルキュー」。ウィキペディアから引用しますとですね。
1910年に開業、長野県岡谷市は製糸業が盛んで、そこから出るカイコのサナギを有効利用する会社として、製糸会社の近くに進出した。大宮市の南に進出した片倉工業からサナギを入手して事業を行っていた。
その片倉工業ってのが、富岡製糸場を長い間運営してた企業なんですね。はい。
富岡製糸場で絹を作る。繭を取る。茹でられてお亡くなりになったサナギが余る。エサにしようぜ。富岡製糸場→繭→サナギ→マルキュー→チヌ。全てはつながっていたんですねぇ。これだから歴史は面白い。
釣りの師匠さんには、河口に捨てたサナギにチヌが群がってるのを見てエサにしようぜ!ってなったと聞きました。ブルーオーシャン戦略ならぬ、サナギオーシャン戦略!
ってか汽水ならきっとキビレやで。
どこから買ってきた
スイカさんがロフト梅田店で見つけてきました。お土産があるとニコニコして取り出したのがこれ。1,000円。高っかー!
まぁ、想像通りの味。
人類はこれからは昆虫食をやっていかないと食料が足りないそうで。特に肉は食べられなくなるそうですよん。てなことで、食べましたよ。
ダンゴを混ぜる作業の時に、鼻にサナギ粉の匂いが付きますよね。あれ。あの香りが口から鼻にかけていっぱいに広がります。まあ、慣れているので特に抵抗もなく、すんなりと。でも最後の方はやっぱりなんか、土っぽい味と匂い。決して、おいしくは、ない。
まとめ。
おいしくはないですが、全く食べられないものでもありませんよ。養蚕業が盛んな地域では昔から食用にしていたとか。これからは、釣り場でお腹が空いたら食べてみてみよーっと。そうですねぇ、ハチミツ漬けのやつありますよね。あれ。食べてみよう(嘘)。
いよいよ釣りシーズン開幕が近いぞ!ほなまた!