「讃岐男に、阿波女、伊予の学者に、土佐の高知は鬼侍。」四国四州の気質を表す言葉だそうで。「鬼侍」だけなんかヤバすぎなんですが。そういえば「土佐闘犬センター」なんてソフトボールのチーム名があったぐらいだし、やっぱし土佐こえぇ。
香川の坂出の松山で返り討ち の巻
阿波は鳴門・堂浦。伊予は宇和島・御荘。土佐は宿毛・須崎。
チヌ釣りジャンキーのワタクシ電車は、四国四県のうち、香川以外の3県に関しては、チヌかかり釣り場がスラスラーっと出てきます。
でも、ふと気づいたわけですよ。あれれ?香川県ってどうだっけ?
気になって我が家のバイブル「チヌかかり釣り場ガイド165」を調べてみたところ「四国エリア」としては完全スルーされてて、「瀬戸内エリア」に分類されて数か所だけが載っていました。
ネットの情報はどうだろう?
ググッて見ると「松山漁協観光」さんというところのが一番にヒットします。ですが、ここはバイブルには載っていませんでした。写真なんかを見てると屋根もついてて、なかなかよさ気なところです。「なんだ、よさ気な所あるじゃん。」ということで、チヌ釣りでは縁がなかった香川県、突撃してきました!
松山漁協観光さんまでのルートを一発表示。
あなたの家の郵便番号から、松山漁協観光さんまでのルートを一発表示しちゃいます。
激流の瀬戸内。
11月。もう秋が深まる時期。一番船は6:30とのこと。シーズンエンドの近いのを感じて少し寂しい思いもしながら、前日泊した健康ランド「四国健康村」を5:30出発。実は電車がソフトボールの試合で脇腹を痛めてたこともあって、今回は車中泊はなし。
この「四国健康村」についてはまたレポートを書きたいと思っています。良かったんです。
さて、電話で聞いたオススメの挿し餌はオキアミ・コーン・シラサエビあたりとのこと。ここ松山漁港観光さんではダンゴや挿し餌は一切入手できませんので、事前の用意が必須です。
「タイガー釣具」さんというところが、近場(釣り場まで約10分)で、朝イチから開いていて、かつエサも豊富。当日の取り扱いエサを表示してるプラカードのところに「手掘りマムシあります」っていう札が出てたのが印象的。
大阪・神戸近辺の人間にはどうしても割高に感じてしまうシラサエビはマス1合600円。まあ、許容範囲でした。活きも良かったですし。
こちらは、珍しい渡船代金先払いシステム。船頭さんに挨拶をして、最近の調子を聞くと、上げてもらう8番のイカダは前日チヌが上がっているそう。これは期待できる。
「ここは潮が早いですよー。上手な人は、潮が早い時間に、下手な人は潮が止まった時間に釣り上げますよ。ハハハー」
潮が早い?へへ。何年、「激流の堂浦」で戦ってきたと思ってますのよ。よろしい、早い潮でのチヌ釣り、見せてあげようじゃないの。なんてことを密かに思っていた電車とスイカさんでしたが・・・。
ところで、この日担当してくださった船頭さんは、とても丁寧な話し方をされる方でした。うーん、いい感じ。その名の通り、漁協の関係の方が運営されておられるのでしょうか?頂いた名刺によると3名で日替わりの担当をされているようです。
「ほいじゃーいきますかー」
のんびりとした調子で船が出発。今日はこの辺で・・・来週のパート2に続きますよ!